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流出まとめ · 2026年11月3日

PingCAPの社内システムに不正アクセス 国内で最大約5万件の個人情報が漏えい

PingCAP株式会社は、不正に取得された認証情報で社内システムにアクセスされ、日本国内で最大約5万件の個人情報が漏えいしたと公表しました。TiDB Cloudへの不正アクセスとクレジットカード情報の流出は確認されていないとしています。

組織
PingCAP株式会社
公表日
2026年10月19日
件数
日本国内で最大約5万件
情報の種類
TiDB Cloudのユーザー名、メールアドレス、SQLエディタの実行履歴とエラー情報、問い合わせ情報、取引先の連絡先、契約条件、APIキーのPublic Key部分
原因
不正に取得されたアカウントの認証情報による社内システムへのアクセス
状況
調査中
出典
https://pingcap.co.jp/trust-hub/security/security-update-october-2026/https://www.pingcap.com/?p=35448

PingCAP株式会社は、第三者が不正に取得した認証情報で社内システムにアクセスし、データを複製したと公表しました。日本国内で最大約5万件の個人情報が漏えいしたとしています。公表ページは10月21日に追記され、問い合わせ情報も対象に含まれると更新されました。

何が起きたか

同社によると、第三者が不正に取得したアカウントの認証情報を使って社内システムにアクセスし、データを複製しました。同社は10月7日に本件を認識し、同日中に影響を受けた認証情報の無効化を始めました。特定された侵入経路は遮断済みです。

最大約5万件日本国内で漏えいした個人情報
約1か月不正アクセスの期間(9月9日〜10月7日)
確認なしTiDB Cloudへの不正アクセス
出典:PingCAP株式会社の公表ページ(2026年10月21日追記時点)

漏えいした情報

区分情報
TiDB Cloudアカウント情報ユーザー名、メールアドレス、組織・プロジェクトの関連付け、SQLエディタの実行履歴とエラー情報、問い合わせ情報(サポートチケット情報)
取引関連情報連絡先(氏名、メールアドレス、企業名、電話番号)、契約条件(注文内容、支払い条件、請求設定)
認証情報TiDB Cloud APIキーのPublic Key部分(暗号化済み)

APIキーのPrivate Keyは流出しておらず、Public Keyだけでは操作できないとしています。影響を受けたデータは顧客によって異なり、全員がすべての項目の対象ではありません。

原因と経緯

原因は、不正に取得されたアカウントの認証情報の利用です。認証情報が取得された経緯は、公表ページに記載がありません。

公表された経緯(不正アクセスの日付は米国時間)

  1. 9月9日不正アクセスの期間が始まる
  2. 10月7日同社が認識し、認証情報の無効化を開始
  3. 10月21日問い合わせ情報が対象に含まれると追記

外部の調査機関と共同で調査を続けており、新たな事実が分かり次第更新するとしています。

利用者がやること

TiDB Cloudを使っている組織は、次の対応を確認してください。

  1. アクセスログを確認する

    TiDB Cloudと関連するクラウドアカウントのアクセスログで、不審なIPアドレスや身に覚えのない操作がないか調べます。

  2. メンバーと権限を見直す

    組織のメンバーとロールを見直し、不要なアカウントを削除します。

  3. APIキーをローテーションする

    APIキーを発行している場合、同社はローテーションを求めています。

  4. なりすましメールに注意する

    同社を装ったメールには返信せず、リンクも開かないでください。同社がメールでパスワードやアクセスキーを尋ねることはないとしています。

SQLエディタの実行履歴や問い合わせに機密情報を書いていた場合は、その内容も確認すると安全です。これは一般的な対策です。

出典

セキュリティ道 編集部Web セキュリティの解説と、最近の情報流出のまとめ

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